PET検査でガンの早期発見!

PET検査は癌の早期発見に威力を発揮していると、よく聞くようになりましたが、では、PET検査とはどんな検査方法なのでしようか。
PET検査は、「ポジトロン断層撮影法」「positron emission tomography」のことで、頭文字を取ってPET検査となりますが、どんな装置かというと、X線CTのような装置ですが、CTとは違う検査装置となります。
PET検査は心臓や脳などの働きを断層画像としてとらえ、病気の原因や病状を的確に診断する新しい検査法ですが、CTはX線を体の外側から照射して断層像を撮影する検査で、MRIは磁気を使って体の断層を撮影する検査です。それではPET検査がどのような仕組みになっているかを説明します。
PET検査は陽電子を放出する放射性同位元素で標識された薬剤を被検者に投与し、その分布をPETカメラで撮影することで脳・心臓など臓器の局所機能を画像に描出し、病気を診断する検査法です。
その、PET検査はがんの早期発見や診断に威力を発揮しますが、すべてのがんに有効とは言えず、決して万能な検査ではありませんが、注目される検査方法に間違いはありません。
そして、1部のマスメディアなどの表現で誤って認識されている場合があるのが、「数ミリのがんも発見できる」といった表現は決して正しいものではありません。
また、PET検査が苦手とする部位のガン検査は、CTやMRIなどその他の画像診断や内視鏡検査などを組み合わせると効果的な検査が行える方法もあるので、あらゆる検査方法を利用して、ガンの早期発見に努めたいものですね。

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PET検査が有効とされる癌とは

上記で説明したように、PET検査だけでは確かに万能ではありませんが、検査の得意、不得意を正しく認識してCTやMRIなどと連動しておこなうことで高い精度の検査をおこなうことが出来るので効果的な検査方法といえます。
PET検査が有効とされる癌は、頭頚部がん、肺癌、大腸癌、すい臓がん、乳がん、卵巣ガン、子宮体ガン、悪性黒色腫、悪性リンパ腫などです。
そしてPET検査があまり有効ではないされる癌は、胃がん、肝がん、腎がん、前立腺がん、膀胱がん、子宮頸がんなどです。
では、何故PET検査が苦手とする癌があるのかというと、部位的には、尿経路の臓器が検査が不得意ですが、それは、使用するFDGが尿中に排出されてしまうため、膀胱や腎臓、尿管などにはどうしても薬剤が集まってしまい、その付近のがんは見落としてしまう可能性があります。
また胃がん、原発性の肝ガンなども苦手な部位とされていてるのは、炎症を起こしている部位や良性腫瘍などを、ガンとして捉えてしまうこともありるからなのです。
また、最近は、PET検査だけでは、不十分な検査をカバーするため、PETとCTを一体化した装置PET/CTも開発されていて、診断には両画像をソフト的に重ね合わせた融合画像が主流となってきていて、PET/CT検査の普及により様々な病態の診断やガンの早期発見にに役立つようになっています。

PET検査の健康保険適用

PET検査はガンの早期発見や転移の診断などに非常に効果を発揮する素晴らしい検査ですが、健康保険を使っての検査は可能なのでしようか。
PET検査による再発・転移診断の有用性は日本でも認められているため、肺がん、大腸がん、頭頸部がん、乳がん、脳腫瘍、悪性リンパ腫、悪性黒色腫の転移・再発診断において健康保険が適用されるようです。
健康保険適用の定義:「他の検査、画像診断により癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない方でPET検査を受ける方は保険適用が可能。」
保険が適用される条件など詳しいことは、医学的な専門知識が必要になりますので、検査する場合に主治医や各検査機関にお問い合わせてください。
健康保険が適用されるPET検査は、ガンの転移や再発に対しての検査にも活用されていますが、一般的に再発がんは原発がんより多くのブドウ糖を摂取するため、PET検査は再発がんの早期発見に絶大な威力を発揮します。
それは、PET検査は全身を一度に検査できますから、転移したがんがどの臓器に出現するかは予測困難な予期せぬ部位に転移したがんの発見にも大変役立ちます。
また、従来は可能性の高い臓器だけを狙ってCTや超音波検査など他の画像診断を行っていましたので、PET検査の導入のおかげで癌の転移や再発の早期発見などの成果があがってきています。
そんなPET検査は、がんの転移、再発という恐怖と戦う患者さんにとっては、非常に有効な検査で、精神的にも肉体的な負担、そして健康保険が適用されれば経済的にも軽減させてくれる素晴らしい検査だと思います。

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